関川夏央の2冊め。
時代小説は嫌いではない、が司馬遼太郎や山本周五郎は読まない、というか読んだことがない。たぶん理由のない毛嫌いなんだろう。その代わりと言っては何だがもっと軽い(と言っていいのか悪いのか...)剣豪小説なんかは割と読む...藤沢周平は好きだと思うんだがあまり読む気にはなれないし、山田風太郎はもとより読んだことがない。
と書いてくると自分の好みが全くわからなくなってくる。もとよりろくに読まない(読んでない)くせに何かと難癖をつけるくせがやはりじゃまだ。
この本は自分のそうした誤解を解いてや無知を知らしめてくれる機会になった。巻末の参考リストを1冊づつ読んでいけばたぶん死ぬまで退屈しないかもしれない...
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