2017年1月11日水曜日

サバイバルレースの文化

この正月は、と言ってもすでに中旬だが、「グレートレース」を始めサバイバルレースを幾つか集中して楽しんだ。2日連続のアルプスと砂漠のレース(全く別の組織の運営だが)...こうしたランニングのレースを"FOOTRACE"というらしい...「ジャパントランスアルプスレース」の特集2編、「エックスアルプス」そして昨日の「デナリ大滑降」、ちょっと毛色が違うが"ブレイクダンスの番組"
番組の構成にはちょっと注文があって...自分としては大事なこんなところを知りたいんだが...
1. 参加者は一体どんな人々なのか(まあ職業とか年齢とか...)
2. 参加料は?
3. 主催者の組織形態
4. 運営の実態(スポンサーとか運営費用とかボランティアの実態とか)
...云々

どうしても運営主体は欧米の組織が主なようだ。こうした過酷な、日本なら安全面で問題になりそう(これは偏見かもしれない...)イベントを次から次へと発想し実現していくのは、それこそ文化の底力、ということかもしれない。
しかもオリンピック種目でないところが素晴らしい。要するに「補助金」漬けになっていないわけで...自由な発想が活かされる主体が維持しやすいんだろう。

いやあ、でもいろんなところで日本人が活躍していますネ。オリンピックの成績がどうのとか、種目がどうのとか、全く関係ないところで、自分の意志と費用でチャレンジしている方々に畏敬の念を覚えます。
こうなるとオリンピック選手の「国を代表して...云々」というような言葉がかえって空虚に聞こえます。純粋に自費で自分自身の満足のためだけに過酷な体験に身を投じるわけで、これこそスポーツの原点といえる。

と思ったところで、最近とんと聞かないあのレース、そういえば正月がスタートではなかったかな?、と検索してみたら、やっていました。
パリ・ダカールラリ...近年は南米で行われているので単に「ダカールラリー」というらしい(これも変だが...)。日本からもたくさん参戦しています。
ダカールラリー

もう一つ、過酷なレースと言えばこれを忘れてはいけない。残念ながら白石はマスト折損のため12月4日にリタイアしたが、現在はケープタウンへ向けて無事航海中の由。
バンデグローブ単独無寄港世界一周レース
白石康次郎公式サイト

1 件のコメント:

KUBOTAtennis さんのコメント...

日本にもたくさん100km超のレースや過酷やレースがありますネ。
ランニングや水泳があまり好きでない(すぐ飽きちゃうんですよね)自分としては42kmでは飽き足らない人々の気持ちはなかなかわかない (^^) が、「安全」を御旗にした規制がいろいろかからないことを祈っていますhi