2009年9月27日日曜日

「アポロ11号」を読む

本の表紙ビジュアルに魅せられて読んだのだが、写真だけでなく著者の鋭い視点の文章や関係者のコメント(発言)もたいへん面白く読んだ。もちろん写真も素晴らしい。
お勧めです...

2009年9月26日土曜日

「そこにはすべて誤差がある」 を読む

本の表紙延長に延長を重ねたのだがやっと読了...こうしたテーマは割りと好き...なのだが、なかなか読んでいる暇がなくてこちらは読み易そうだったので手に取ってみた。
工学的な「誤差」というより誤差の定義からなぜ誤差を生ずるか、やそれをどう排除するかといった多彩なテーマで面白く読ませてもらった。視点も新鮮で納得することばかりだったが、「じゃ結局どうしたいいのか」ということがいまいち論及できていなかったような気がする。
もっとも中で触れているようにこれは結局「永遠」のテーマであるのかもしれない。

2009年9月19日土曜日

穴を掘る...土を入れる...整地する...

穴を掘って...土を入れて...整地して...バラ用のフェンスにいよいよ土を入れる。
この土地は以前は畑だったと聞いていたのだが、家を建ててみるとすべてはガラ...何かするたびに「土」を買わなければならない...で、もちろんそのたびに掘り返した余分な「ガラ」が出るわけだ!
来月になるとそろそろ注文していたバラが出荷されるので、その準備を早めにしておかないと...土は買っておいたし、フェンスはもちろん花壇用の仕切り(にするつもりの木材)も用意しておいたので、まあ今日は穴を掘って用意の土を入れるだけ...

バラを埋めるとこらあたりは直径50Cm*深さ50Cmほど堀り、他はまあ20Cmほど掘り返して、用意の「安い」培養土と赤玉土を結局4袋づつ使用して埋め戻す。これで後はバラの到着を待つだけだ。

ところでこの写真は先日変えたばかりのiPhoneで撮ってみた。

2009年9月13日日曜日

伊東ミックスダブルス

今日はT嬢と伊東まで遠征。S氏・T嬢と道行き...
レベルは(自分を基準にして)結構高い!

予選ラウンドロビンを3位で通過。うーん、なかなかみんな強い。
それでも3/4位トーナメントを3試合する。

本日の総括
伊東ミックスダブルス
予選ラウンド 1勝2敗
3/4位トーナメント 4R敗退
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本年の総合結果
シングルス  1勝2敗 (サービス 6/17 35%
ダブルス   0勝2敗 (サービス 1/4 25%
ミックスダブルス 3勝3敗 (サービス 6/14 43%

2009年9月5日土曜日

2度目の出艇!

9月になって出艇するのは艇入手以来(たぶん)始めて...というのも冬用のウェアを持っていないので寒くなるとやはり寒い...ので!

午後2時ごろになって艇庫に着いたのだが今日はあまり風がなく人がいない!帰ったのか、風を見て来ていないのか、いる方々もすでに帰り支度の最中!
とはいえせっかくきたのだからと、とりあえず艤装して出艇!初心者とはいえ走らなくては話にならない、風のあるところを探しつつ滑っては止まり、止まっては走る、を繰り返してそれでもおよそ1時間海の感触を楽しんだ。

で、写真は艇の現用カバーがあまりに貧しすぎるので、奇特な会員さんが見かねて「これを使ったら...」といってくださったもの。ご自身は新しいカバーを購入したので不要だから...ということで、真実、感謝!!!感謝!!!
携帯のカメラなので色味などまあ良くないが。

2009年9月4日金曜日

「官僚との死闘700日」を読む

「官僚との死闘700日」表紙これも書評に載っていたので借りて読む。
嘘は書いていないだろうし、たぶん誇張も無い、とは思うが読んでみての感想は感心ばかりではない。今まで言われてきたように官僚の抵抗は「さもあらん」と思うが、自民党政権がそれほど必死になって「改革」しようとしていたのか少々?ではある。著者がかなりの関係者であることを思うとかなり身びいきの感もするのだがどうだろうか。
時間軸が行ったり来たりでなかなか事態を把握するのが難しかったことを割り引けば、読み物としてはなかなか面白かったと言える。

それよりもあとになって暴露(この本を決して暴露本といっているわけではないけど)のような形で出すのではなく、なぜこうしたことをその当時の紙面でもっともっと書かなかったのか、という思いのほうが強い。特に著者は「論説委員」という重責にあるのだから...本でもあとのほうでこのことに若干触れてはいるが、なんとなく「免罪符」みたいな形で論及しているような感じで、自分としては「何を今さら」という感想にしか過ぎない。

それに「官邸対官僚」という形での抗争だが、素人としてごく単純に思うのは、「首相はなぜ自分の方針に沿った閣僚(あるいは部下)を選ばない(選べない)のか」よくわからない。加えて自分の方針に反した閣僚(官僚も)をなぜ首に出来ないのか、理解に苦しむ。政治もパワーゲームであることは解るが、それにしても...
まあ大臣が持っているはずの人事権が実際はそうではなかった、というのは小池防衛相の時に明らかになって、またそれが「おかしい」と言わない(言えない)マスメディア、あるいは社会...だったのだが。

もうひとつ著者は道州制の推進者と公言しているが、自分としては道州制にするとなぜ中央主権を排除できるか、の道筋がわからない。ずっと疑問だったのだが彼の主張を読んでも疑問のままだ。
小さい組織でできないことがなぜ組織が大きくなるとできるようになるのか、このあたりの疑問が解消されない。もちろん規模の問題はあるだろう。大きさ組織であれば大きな予算で大きな事業が行える可能性ができる。しかしそのためだけに道州制を、というのもおかしな話だ。
組織が大きくなれば当然小回りが利かなくなるし、細かいところに目が届かなくなる。一住民とすればそちらの弊害のほうがずっと大きいと思うのだが。
それに予算のことで言えば今のままでも(すでに清水の名前も消えてしまったが)近隣自治体とJV(まあ共同事業ということですね)を組んでいろいろやれることもできると思うけど、必要なことなら。やらない、やれないのは単に役人の現状維持意識や縦割り行政の弊害に立ち向かっていけないだけなんだ、と自分は思うが。