2009年7月25日土曜日

熊本・天草・佐賀...3

10時、宿舎(佐賀駅前の「グランデはがくれ」)に妻の弟が迎えに来る。きょうは一緒に佐賀市内を回る予定。

まず佐賀城址を見に行く。立派!ボランティアの案内でじっくりと見て回る。鍋島家初代城主は相良国司だったという。これは初耳...
この後残念ながら満潮の干潟公園をまわって弟の家による。ここで家族全員(妻と子供2人)を乗せて、まず昼食、そして今回の最後の目玉「吉野ヶ里遺跡」に行く。

佐賀城址と駿府城址、吉野ヶ里と登呂...まあそぞれの事情はあるだろうから単純な比較や批判をしようとは思わないが、それでも根っからの静岡県人としてはとてもさびしい感じを受けてしまった。一事が万事、ということも考えると想像性に関してもうちょっと何とかならんのか、といつも思ってしまう。

ラジオでは九州北部(現在地!)の被害状況を報道していたが、少なくとも今日回ったところは降っても小雨程度で暑い日差しにあわなくてよかったといえる。このあと福岡空港まで送ってもらう。

飛ぶけれども静岡上空の状況で中部か羽田にダイバート、という「条件付フライト」となったJAL3818/MD-90。心配したけれど大井川上空から1発で着陸...後は駐車場に置きっぱなしの車で帰るだけ。

(この記事は2009/7/26に執筆)

2009年7月24日金曜日

熊本・天草・佐賀...2

今日は朝方にイルカを見て、あとは鬼池港からフェリーで島原半島にわたって佐賀までドライブするだけ...「特にここに寄る」というところは現地状況しだい、という行程。

船べりで泳ぐイルカまず予約していた「マリンワールド」に出頭!出航は10時。港には3隻ほどの漁船が待っていて、もちろんその業者の船に乗る。
しかしながら出航してほんの5分ほどでイルカが見えたのにはほんとうにおどろいた。
パンフレットなどを見てウォッチング海域は五和港のすぐ近傍だとか、ほとんどかならず(?)見れる、とか知識としてはあったが、これほどとは!!!

自分も妻もやれカメラ・ビデオ(カメラの機能...)だ、ケイタイだ、と必死で写そうとするがやはり動物を取るのは難しい。
自分は早々と写真はあきらめてイルカの"つぶらな瞳"を見ることに専念したしだい...

ウォッチングの船うーん、この船の数...もちろんこの写真に写っていない船があと数隻...イルカウォッチング、というよりイルカチェーシング、といった様相で、「イルカさんお疲れ様」といいたい気分だったが、まあその原因の一人は自分なわけで。

30分ほどの航路だったがフェリーを十分堪能して(こういう気分は乗り物好きでなければわからないだろうなあ)島原に渡り、あとは小浜をとおって有明海のあの問題の堤防道路をとおって佐賀に入る。
今日もほぼ順調に5時前には宿舎に入る。
2日間およそ320Kmを走って車を返す...

(この記事は2009/7/26に執筆)

2009年7月23日木曜日

熊本・天草・佐賀...

長のお休みをもらって生徒には申し訳なかったが、「最後の地方空港」といわれる静岡空港を拠点にする「最後の新規航空会社!(とは言われていないようだ)」FujiDreamAirlines(富士夢航空、とでも訳すんだろうか)の熊本行き初便のチケットが取れたので、2泊3日で九州に旅に出た。
発売当初にすでに×印の羅列だったWebだったが、ドリーム7という7日前チケットが取れた(高かった!28日前チケットと8,000円も違うので1泊の宿泊代が出てしまった...)。まあそれでもマニアではないけれど乗り物好きの自分としては「初めての初便チケット」ということで新婚旅行以来31年ぶり!の2人旅に勇躍と出発した、のだったが...

FDA1号機と2号機初便なので「初便出発式」というものがある(らしい)ので、それを楽しみに空港までの道のりを1時間ちょっとと見て自宅を2時間半前の6時20分に出発!150号線をひたすら西に走ったのだが、空港まで後8Kmほどのところ(ここまで50分)でなぜか前が詰まって全く進まない、20分で車1台ほどしか動かない...。当初は余裕がある、と悠然と構えていたのだが、すでに出発まで1時間ちょっとしか無くやむを得ずそこから10kmを焼津まで戻って東名に入り吉田インターから改めて空港に向かう。
途中また渋滞でイライラしながらやっと駐車場に滑り込んだのが出発の20分前...そこからターミナルまで走って!発券して!持ち物チェックをして!...と、やっと出発ロビーに行きついたのが搭乗案内の直前で正直、息を切らしながら飛行機に乗る、という離れ業!を演じてしまった。お楽しみだった「出発式」はすでに終了...あたりまえだが。
写真はロビーから撮った搭乗機(青色)とプッシュバック中のFDA1号機(赤:小松行き初便)

JA02FJ写真はFDA2号機であることを示す搭乗機の翼上のレジ。2号機はこの6月中旬に受領したばかりの真の新車(1号機は"たぶん"2月に受領してたっぷりと訓練飛行をしているはず...)で、熊本行きのほうがFDAとしては2便目なのでたぶんこちらに乗れるだろう、と期待していたとおりだったわけで、まあ納得のいくフライトといえた。

スチュワーデス(とは言わないんだね)も「全て新しくて楽しいです」なんて言っている。あたりまえといえば当たり前。晴れているので航路を聞いたところ、大津・徳山経由ということだった...後で調べなくては。右席だったので見ていたところ、ずっと瀬戸内中国南岸上空を飛行、サンフラワーのフェリーが停泊していたところからたぶん別府港上空を通って、これもたぶん阿蘇北方からいったん島原湾に出て熊本空港へ...ということだったんだろう...下に見えたのは白川か?

搭乗証明書しかしながらこれは地元紙の(しかも)1面の記事だが、この機(Embraer170)を紹介するのに、あろうことか「小型ジェット機」とは...この機は少なくとも76人乗りでれっきとした「旅客機」なんだからやはり言うなら、「小型ジェット旅客機」としてほしかった。
小型機とはやはりさびしすぎる!

この日は熊本空港でレンタカーを借りて天草までたっぷりのドライブとなった。とにかく道がすいているので40-60Kmで順調に走れる。
三角港から崎津、大江とまわってこの日の宿泊地、下田温泉に5時過ぎにスケジュールどおり無事到着。確かに遠かった!

なぜ下田温泉、かというと「とにかく夕日を見よう」というのが目的だったわけで、何とか晴れて欲しいと願っていたがやっぱり厚い雲に覆われてちょっと無理らしい...夕食も丁度日の入り時刻(7時過ぎ)にあたってしまってお酒も入ったので日の入りを見に出かけるのもおっくうになってしまった。それでも空の具合を見てみたがまあ雲が赤くなるでもなかったのでこの日はそのまま就寝。

過ぎたこととはいえ3,000円もかけて2枚の「日蝕グラス」を用意していたのに何の用も成さなかった昨日に続いて運の無いこと!

(この記事は2009/7/26に執筆)